第84回日本血液学会総会で発表してきました① 尾上先生
2022.10.17
学会発表10月14日~16日まで博多の福岡国際会議場で行われました日本血液学会に、内科後期研修医の尾上先生が発表してきました。
『A case of acute megakaryocytic leukemia in hematologic remission without blood transfusion』
当院は患者さんを断らないポリシーがありますので、当院には宗教上輸血ができない患者さんも多く来院されます。
本症例は、遠方から白血病と診断された宗教上輸血ができない患者さんが来られ、Azacitidine+Venetoclax療法が奏功しました。従来のAMLの治療よりも深い骨髄抑制を来しにくいため、輸血ができない患者さんに対してもうまく治療ができ、報告しました。
新規薬剤の登場でunfit-AMLの治療も大きく変わり、今回のJSH2022においてもAZA+VENのセッションはかなり盛り上がっていましたね!
今後も、どのような患者さんにも寄り添って、治療を行っていきたいと思っております。
尾上先生、お疲れ様でした!